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【Column】インターンシップ「BACKSTAGE」始動

【Column】インターンシップ「BACKSTAGE」始動
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2022.10.18

「この気づきは、自分が活動するエリアの運営にも生かせそうです」 

とある研修をオブザーブした、大学3年生の学生さんのコメントです。 
社会人が没頭して取り組む研修からの気づき学びを、見事自分のものとして吸収する様子が実に頼もしく感じられます。 

これは、インターンシップ「BACKSTAGE(バックステージ)」でのひとコマです。 

「BACKSTAGE(バックステージ)」とは、あしなが奨学生である大学2年生以上を対象とした、インターンシッププログラムです。インパクトジャパンがこの秋から始動させました。当社が取り組む、1)若者支援団体への寄付、2)団体から支援を受ける若者への研修のプロボノ提供という、「リーダーシップ・エコシステム®」の一環です。 

■プログラムコンセプト 
インターンシップとはいえ、インパクトジャパンとして実施するプログラムには変わりません。そこで、他の研修プログラムと同じように、プログラムコンセプトを設定してあります。 

「活躍しているビジネスパーソンの、やりがいやジレンマを舞台袖から観ることで、先回り学習をする」です。 

リーダーシップ・エコシステムの対象である、社会的に不利な立場に置かれている若者が、社会人としてのスタートをスムーズに切れるように定めました。「BACKSTAGE」の対象は、あしなが育英会から奨学金を受けている大学生です。すなわち病気・自死・災害によって親を亡くし、大学をあきらめることさえ検討したことのある若者たちです。そんな若者が、他では見られないような、社会の第一線で活躍しているビジネスパーソンの様子やその苦悩を、先取りして学べるようインターンシップをデザインしています。 

■プログラムの全体像
プログラムは、「見る」・「学ぶ」・「綴る」の3 つの要素から成り立っています(下図)。

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「見る」では、学生さんが研修現場に実際に立ち会います。日本を、世界を支える企業の第一線で働く研修参加者の、プロジェクトやレビュー、セッションなどにおける学びの様子を、そっと垣間見てもらいます。

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「学ぶ」では、そうしたオブザーブをもとに、社会人が学ぶとは、何をなぜ、どう学ぶのかを学びます。研修参加者の言動などから伺える、社会人としてのやりがいやジレンマなども感じ取ってもらいます。

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「綴る」では、「見る」「学ぶ」で得た気づきや学びを、本コラムのように、インパクトジャパンのページ上にアウトプットしてもらいます。 

■有償プログラム 
「BACKSTAGE」の対象となる若者は、勉学はもちろんながら学費や生活のためにアルバイトにも日々勤しんでいます。そんな貴重な時間を、学びのためとはいえ、まとまって割いてもらうのです。そこで、「綴る」でアウトプットしてもらう記事への対価という形で、有償のプログラムとして実施しています。 

インパクトが、社会的に不利な立場にある若者のために作ったインターンシッププログラム「BACKSTAGE」。年に2~4人ほど受け入れられればと考えています。 

参加大学生たちのアウトプットは、単なる研修紹介ではない、学生の目線からの研修からの気づき・学びの記事になる予定です。ぜひお楽しみに! 

(Written by Pin, Creative Quality Controller, Brand Enhancement Department) 

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