About

1996年設立のカービューは、20153月にヤフー株式会社の100%子会社となり、ヤフーグループの自動車関連ビジネスの主導的役割を担っています。2017年に現在のCEOが就任され、近年の自動車業界の変動を踏まえた新ビジョンを策定、2018年はその実現に向け組織を変えていく必要がありました。そのために、まず人事制度や評価制度を改定。そして、こうした節目において組織に変化を起こしていく主体である社員の成長を促し、行動を呼び起していくためにも、カギとなるマネジメントの強化に着手しました。

Objective

マネジメント強化にあたり、プレイヤーとしては優れた実績を誇ってきた参加者の「マネジメントのプロトコルを揃える」ことが目的として設定されました。共通の理解・共通の武器をもった上で、上司のマネジメントの模倣やこれまでの自己流のマネジメントスタイルという限られた枠を超えていく、という狙いが込められています。マネジメントの知識的な理解を深めることはもちろん、感覚理解への落とし込み、自身の時間の使い方への反映が重要な要素でした。

Solution

インパクトによる12日の合宿研修と社内でのフォローアップというアーキテクチャープログラムを構築。合宿研修では、1)マネジメント基礎知識のレクチャー、2)参加者7名程のチームで行う課題解決型アクティビティ、3)ファシリテーターが行うチーム単位のレビュー、4)対話やワークなどのセッションという構成で行われました。レクチャーで得た知識を体験学習で実践し、自身や組織の特徴を内省・振り返る流れをいくつか繰り返す中で、何ができていて何ができていないかの確認だけでなく、背後にある理由や動機付けにまで思考を及ばせることを図りました。

また対話の時間・場を設けることで横のつながりを強め、それぞれが事業の方向性のレベルからビジョンを描いて示すことで当事者意識を持つきっかけを提供しました。

こうしたプロセスから自身や組織の特徴、自身や周囲の想いを踏まえた上で、時間の使い方を振り返り、現状と理想のギャップを埋める計画を立てて一層「行動」を意識するよう促しました。この流れに乗って社内でのフォローアップでは、理解内容のすり合わせや計画した時間配分で何がどう変わったか振り返りが行われました。

Result

メンバーは、研修でインプットした基礎知識の理解とアクティビティという疑似体験を通じ、マネジメント知識のプロトコルを揃えました。そして、では現場で具体的にどんな行動をしようか意識するようになったのです。また、マネジメントメンバー間の連帯感が生まれるようになり、他部署間のコミュニケーションの敷居が低くなったとの声が聞かれました。ひとりのマネジメントとして参加したCEOも、組織としての次年度に向けて、立ち上がりのスピードを加速させたという手応えを得ています。新たなビジョンに本格的に着手する節目に、好スタートへとつながるプログラムとなりました。